近江高島ちぢみは、湿度の高い日本の気候に最適な素材として、江戸時代中期頃より生産され始め、近江商人(桑原喜兵衛)の手によって全国に広まっていきました。
その頃から受け継がれた伝統は、表面に独特の「しぼ」を作り出し、さらりとした涼感を肌に伝えます。
地域団体商標に登録されました、「高島ちぢみ」は、ヨコ糸に撚りをかけた糸を滋賀県高島市内の工場で織り上げ、さらに滋賀県高島市の高島晒協業組合で、晒・染色・整理加工し高島産地が手掛けた生地をいいます。(ちぢみ織物、楊柳、クレープ織物を含む)
現在、高島ちぢみを製造・販売しているのは高島地域で約10社程度になっています。
*滋賀県高島市は、全国でも有名な撚糸の産地でもあります。